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統計グラフの作り方
目次
Step 1 テーマ(主題)を決めよう!
Step 2 決めたテーマについて調べよう!
Step 3 調べたことを整理しよう!
Step 4 タイトル、見出しを考えよう!
Step 5 グラフの種類を決めよう!
Step 6 構図、レイアウトを考えよう!
Step 7 下書きをしよう!
Step 8 仕上げをしよう!
Step 9 チェックをしよう!
Step
1 テーマ(主題)を決めよう!
まず、グラフで何を表現したいかを明確にします。あなたは、これから作る統計グラフで、見る人に何を伝えたいと思っていますか? 下の例も参考にしつつ、自分の作る統計グラフのテーマを決めましょう。
●グラフのテーマの例
(1)現在話題になっていること
環境問題、少子高齢化問題などの社会問題、現在話題になっている問題は、多くの人が興味を持っているだけに見る人の関心を集めます。また、データや資料も豊富に発表されています。
新聞や雑誌、ニュースなども参考にしてみましょう。
例)ゴミ問題
・ゴミの量は今と昔でどんな風に変わったのかな?
・みんなはゴミを減らすためにどんな工夫をしているのかな?
・どんな種類のゴミが多いのかな?
(2)自分の興味のあること、好きなこと、得意なこと
自分にとって興味のあることは、資料を探したり、人に訴えたいこと、わかってもらいたいことを明確にしやすいものです。
※日ごろから、社会問題や身近なできごとに関心・問題意識を持つようにしましょう!
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Step 2
決めたテーマについて調べよう!
テーマを決めたら、次はテーマについて調べましょう。調べる方法には、次のようなものが考えられます。
(1)自分でアンケートをとったり、観察したりする。
(2)本や雑誌、新聞、インターネットなどで調べる。(図書館なども利用しましょう!)
★統計グラフコンクールに応募する方へ!
小学校4年生以下の方は、自分で調査・観察したものに限りますので注意してください。(詳しくは募集要項をご覧下さい)
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Step 3
調べたことを整理しよう!
B5またはA4の用紙に、調べたことを表やグラフにして整理します。
用紙には、次のようなことを明記しておきましょう!
(1)アンケート、観察の場合
@調べた時期(年月日や期間など)
A対象者・対象物(クラスの人、家族、通行人、自然のもの、車など)
B対象の数(何人、いくつなど)
(2)本や雑誌、新聞、インターネットなどの場合
@資料名(本の名前や調査名、インターネットの場合はアドレスなど)
A調査年度・調査日など(その資料は、いつ頃に調べられたものなのか?)
●ワンポイント!
・本や新聞に載っているグラフも観察してみると、何を書けば良いか参考になるでしょう。
・数値をそのまま取るとわかりにくいときは、必要に応じてデータを平均、比率、構成比などに加工すると、わかりやすいデータになります。
★統計グラフコンクールに応募する方へ!
ここで整理したものは、作品を仕上げるための元データになるだけでなく、最後に作品の下に貼り付けることになっていますので、
この部分も作品の一部だと思って、ていねいに作りましょう!
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Step 4
タイトル・見出しを考えよう!
タイトルや見出しは、作品の中で一番目立つ部分、その作品の顔になります。
そこで、タイトルや見出しを決めるときは、グラフの内容や問題点をはっきりと表現していて、しかも見る人の興味を引くようなものを考えましょう。下の例を参考にしつつ、あなただけの、魅力あるタイトル・見出しを考えてみて下さい!
●タイトル・見出しの工夫の例
(1)字数を工夫する
@リズミカルな表現
例)「見ざる、言わざる、聞かざる」 など
A五七調(俳句や短歌のように五文字と七文字を組み合わせる)
例)「がんばろう 自分のための 勉強を!」(5+7+5) など
B副題をつける
長くなりそうな時や、効果的に訴えたい時に、題を2つにわける。
例)「眠りたいあなたへ・・・(あなたは眠りに満足している?)」 など
(2)言葉の技法
@呼びかけ
動詞を使って呼びかける。
例)〜しよう。〜たい。 など
A疑問型
最後に?を付けられる表現
例)〜できる?〜ですか? など
B倒置法
言葉の順序を、意識的に通常の言葉づかいとは変える表現。インパクトが強くなる。
例)「なぜするの?ポイ捨てを・・・」(←ポイ捨てをなぜするの?) など
(3)文字
@大きさ
文字が小さすぎると見にくくなります。逆に大きすぎると、他の部分が犠牲になってしまいます。用紙全体の中で適当な大きさを考えましょう。
強調したい文字を大きくする方法もあります。
A色
テーマの内容によって色を使い分けましょう。例えば、明るいテーマのときは明るい色、暗いテーマのときは暗い色を使うなどが考えられます。
また、背景の色と文字の色を近い色(青と水色など)にすると、文字がぼやけて見えます。文字をはっきり見せるには、周りの色、用紙の色と文字の色で、違いがはっきり分かるように色を使い分けましょう。
例)・明暗(黒と白、黒と黄など)
・反対色(赤と緑など)
B書体
ゴシック体、明朝体など。特にパソコンで作品を作るときに有効です。
●ワンポイント!
広告、ポスターのキャッチコピーや新聞記事の見出しを観察してみると、参考になりますよ。
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Step 5
グラフの種類を決めよう!
グラフには円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフなど様々な種類があり、それぞれに特性を持っています。あなたが調べたことを表現するのに、ふさわしいグラフは何でしょうか。データの特性を考えて、その内容にふさわしいグラフを選びましょう。
代表的なグラフの種類とその特徴については下のページにまとめたので、参考にしてくださいね!
■グラフのしくみ
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Step 6
構図、レイアウトを考えよう!
用紙の中のどこにどれくらいの大きさで、見出しやグラフを配置するかを考えます。次の点を参考にして、分かりやすく楽しいグラフになるように工夫してみてください!
●構図、レイアウトの工夫例
(1)強調したいところを目立たせる
特に見てもらいたいところ、訴えたいこと、メインとなるグラフや文字は、大きくしたり、色を変えたりして目立つようにしましょう。
(2)適度な間をとる
グラフとグラフ、また文字との間がくっつきすぎないように、少し間をあけてみましょう。
くっつきすぎていると見づらく、また、空白が多すぎると全体がさみしいものになってしまいます。
(3)分割してみる
男と女、巨人と阪神、北と南など相対するものを比較する場合、用紙の上下、左右に分割してみましょう。
(4)見る人の視線を導く
横書きのものは左から、縦書きのものは右から書くという決まりがあります。
また、広告のチラシなどは、左上から右上、左下、右下と自然と見ていく流れがあるようです。
特に見せたい順序があれば、番号をつけたり、矢印で誘導してみましょう。
(5)イラストを入れる
イラストを入れるとイメージしやすくなったり、親しみを感じます。
ただし、イラストを入れるときは、必ず自分で考えたオリジナルのイラストを使いましょう。ドラえもんなどの漫画のキャラクターなどを使ってはいけません。
●ワンポイント!
昨年の統計グラフコンクールの作品も参考にしてみましょう! どの作品も工夫の凝らされた力作ぞろいです。
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Step 7
下書きをしよう!
いよいよ用紙にグラフを書きますが、まずは下書きをしましょう。下書きをすると、頭の中に思い描いたイメージが現実に近づきます。色の使い方などを考えながら下書きしてみましょう。
●ワンポイント!
下書きが終わったら、もう1度全体をチェックしてみましょう。文字や目盛、単位、凡例などに誤りはありませんか?
調査名や調査年月日、資料の出所などに記入漏れはありませんか?
家族や先生など周りの人にも見せて、意見を聞いてみましょう。もしかしたら、あなたが気づかなかった改善点やアイデアが出るかもしれません。
★統計グラフコンクールに応募する方へ!
・統計グラフコンクールに応募する方は、用紙は必ず72.8cm×51.5cm(B2判)のものを使用してください。
・用紙の指定は特にありませんが、薄手の白い模造紙より、厚手の色つきのものの方が印象がいいです。 |
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Step 8
仕上げをしよう!
下書きしたものに色ぬりなどをして、作品を完成させます。色彩によって、作品のイメージは大きく変わります。色相・明度・彩度などにも気を配り、美しく仕上げましょう。また、塗った絵の具や張り紙がはがれないように、注意しましょう。
★統計グラフコンクールに応募する方へ!
・作品には裏面に板張りをしたり、表面にセロハンなどでカバーをしてはいけません。
・色ぬりは、色鉛筆やマジックのみではなく、絵の具やポスターカラーなどを使用する方が印象が良くなります。
・必ずStep 3で作った資料を作品の下に貼り付けてください。
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Step 9
チェックをしよう!
ついに、作品が完成しました。お疲れ様でした! しかし、優れた作品でも、間違いがあると統計グラフとしての価値が下がってしまいます。最後に次のような点をチェックしましょう。
(1)誤りはありませんか?
文字や数値、単位、目盛り など
(2)書き落としはありませんか?
グラフの基になる資料の出所、観察・調査の方法、いつの時点における資料なのか? など
(3)資料の数値と作品の数値は一致していますか?
(4)アニメーションなどのキャラクターの絵や写真、会社名を特定できる表現を使っていませんか?
★統計グラフコンクールに応募する方へ!
統計グラフコンクールに応募する方は、次のような点も入念にチェックしましょう。
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(5)用紙の寸法は正しいですか?
用紙は必ず72.8cm×51.5cm(B2判)のものでなければいけません。
(6)Step 3で作った資料を作品の下に貼り付けましたか?
時々、貼り忘れている人がいます。注意してください。
提出前のチェックについては、審査基準のページの3.応募に当たっての留意点も参考にしてください。
※先生方へ
学校でまとめて応募する場合は、作品目録もつけてください。(詳しくは募集要項をご覧下さい)
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最後に
こうして見ていくと、統計グラフの作品を作るのは、想像以上に大変な作業であると感じられるかもしれません。確かに、統計グラフの作品を作るのは簡単なことではありません。しかし、その分だけ、やりがいや面白さもあるのだと思います。
統計グラフの作品を作る過程で、あなたは様々なことを得ることができると思います。統計資料の正しい作り方、見方、使い方を学ぶことができるのはもちろんですが、それだけでなく、算数・数学の能力、言葉遊びなどの国語の感性、色使いやレイアウトなどの美的感性などを磨くことができるでしょう。さらに、統計グラフを作ることで、現代社会で起きている様々な問題に関心を持ち、新たな視点で社会の出来事を見ることにもつながると思います。
あなたも、ぜひ統計グラフ作りに挑戦してみませんか!?
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